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モノのインターネット

ウェアラブルデバイス、スマートホーム、そしてコネクテッドカー。最近は、こうした比較的新しい技術が話題になっています。ポケットにあるデバイスから家電や車に至るまで、あらゆるモノがあなたの生活行動に関する情報を発信するようになる可能性がありますが、そこにはある共通点があります。それは、モノがインターネットにつながり、あなたもモノにつながるということです。モノ同士がつながることもあるでしょう。この新しい技術概念は、モノのインターネット (IoT) と呼ばれています。

モノのインターネット (IoT) により、リストバンドや心拍計などのウェアラブルデバイスを使って、健康状態を記録したり健康目標を管理したりできます。訪れた場所や現在位置などを記録することも可能です。スマートホームによって、「便利さ」の概念も飛躍的に進化しました。自宅の防犯カメラのチェック、玄関ドアの施錠や開錠、室温や照明の調整、オーブンの予熱、テレビの電源オフといった操作を、スマートフォンで数回タップするだけでリモートから行うことができるのです。また、最近の車もコンピュータ化が進んでおり、自動車メーカーは IT 企業と提携して、標準的な Bluetooth 技術だけにとどまらない真の接続性を車に取り込もうとしています。

新たな IoT 技術や製品が急速に市場に広まり、消費者と企業の双方がこの変革を歓迎している中で、モノのインターネットは今後も成長が続くものと予想されます。これはハイテクマニアにとってはうれしい限りですが、忘れてはならないこともあります。あなたがあらゆるモノとつながり、あらゆるモノがあなたの情報にアクセスできるということは、そのような情報から利益を得ようとする犯罪者にとって、モノのインターネットは格好の標的になるということです。所有するインターネット接続デバイスが 1 台増えれば、プライバシー上の懸念もその分増えていきます。大半がスマートフォンに接続されるとあってはなおさらです。スマートフォンは、私たちが所有するデバイスの中で最も接続性の高いデバイスであり、高機能であるほど、保存される情報も多くなります。そのため、スマートフォンはもちろん、そこに接続されるすべてのモノがさまざまなタイプの攻撃を受けやすくなるのです。シマンテックの『2014 年インターネットセキュリティ脅威レポート』によると、攻撃者はモノのインターネットを狙い始めていますが、IoT デバイスに対する攻撃への対策はユーザーに任されているのが現状です。

そのため、常に警戒を怠らず、現在の脅威だけでなく、接続性がさらに増す将来の脅威から身を守り、情報を保護するための方法について学んでください。

ウェアラブル技術に伴うセキュリティ上の懸念事項

ウェアラブルデバイスは、基本的にはデータ収集を行うデバイスです。名前や年齢、健康状態、位置情報など、デバイスに収集され保存された個人情報は、犯罪者が ID を盗み出す際の手掛かりになってしまうことがあります。また、Bluetooth LE やワイヤレスインターネット経由で情報を送信する機能がついているため、デバイスに保存されている情報はネット犯罪者の攻撃を受けやすくなります。

シマンテックセキュリティレスポンスが、健康記録用のウェアラブルデバイスとアプリについて詳細な調査 (英語) を行った結果、これらのデバイスにはハッカーが個人情報へのアクセスに悪用できる複数の脆弱性が存在することがわかりました。

ウェアラブルデバイス上の個人情報を保護するためのヒント

  • ソーシャルアプリを使って共有をする場合は十分に注意すること。ソーシャルメディアの共有機能を使用すると、位置情報やいつ運動を行っていたかが公開されてしまいます。ネット犯罪者は、こうした情報を悪用して行動を追跡できるので、ネットストーカーの問題につながる恐れもあります。
  • 使用するアプリのプライバシーポリシーを必ずチェックすること。
  • スマートフォン上のどのような情報がデバイスやアプリによって利用されるかを把握すること。違法に思えたり、リスクが高いと感じたりした場合は、情報へのアクセスを許可しないでください。

スマートホームに伴うセキュリティ上の懸念事項

スマートホームデバイスの付属アプリは、日々の作業を便利にしてくれるだけでなく、日常の習慣や使用状況に関するデータも収集します。これらのアプリが自宅のデータを 1 カ所に集めていることを踏まえると、集めたデータを企業がどのように利用するのか知っておくべきです。データの収集だけに注意するのではなく、データが犯罪者の手に渡らないよう情報漏えいから身を守る方法についても学んでおく必要があります。

スマートホームを保護するためのヒント

通常は、スマートフォンがスマートホームのコントロールセンターとなり、家庭用 Wi-Fi ですべてのモノがつながります。そのため、スマートホームの保護は 2 本立てになります。つまり、想定される情報漏えいを回避するには、ホームネットワークとスマートフォンの両方を保護するための対策を取る必要があるのです。
 

コネクテッドカーに伴うセキュリティ上の懸念事項

コネクテッドカーについては、2 つの懸念事項があります。車載コンピュータシステムへのアクセスと、そこで収集および保存されるデータへのアクセスです。

コネクテッドカーを保護するためのヒント

  • ハッカーから狙われやすいのでスマートフォンを保護すること。
  • ソフトウェア更新がリリースされたらすぐに適用すること。一般的に、ソフトウェア更新では脆弱なセキュリティホールが修正されます。
  • 正規の修理センターを利用すること。悪徳な業者に依頼すると、データを盗まれたり、マルウェアを仕掛けられたり、偽の修理警告が表示されたりする恐れがあります。
  • 別売り品を取り付けたい場合は、自動車販売会社に安全かどうか確認すること。
  • GPS サービスを使用しないときはスマートフォンの GPS をオフにすること。こうすることで、位置を追跡されにくくすることができます。

新しい技術を使用することは、いつも刺激的です。予想もしなかったような方法で、生活が便利になり、効率が上がり、楽しさが増します。それと同時に、新しい技術は、個人情報に関する新たなリスクやセキュリティ上の懸念ももたらします。潜在的リスクを認識し、情報を保護する対策を取らないと、こうした新しい IoT 技術を楽しむことはできません。