さまざまなメールソフトで使えるノートンのスパム対策機能

みなさん、こんにちは。 今回はノートン インターネット セキュリティ 2010およびノートン 360 バージョン4.0に搭載されているスパム対策機能についてご紹介します。

スパム対策機能とは、昨今増え続けるスパムメールを振り分ける機能です。ノートン インターネット セキュリティ 2010では、企業向けスパム対策製品に使用されてきた高性能エンジンを搭載することで、より強力なスパム対策をご提供できるようになりました。

スパム対策機能は以下の画面より設定することができます。

 

 

●クライアント統合
Microsoft Outlook2003、2007、Outlook Express等、Norton AntiSpamのクライアント統合に対応しているメールクライアントがインストールされている場合は、[クライアント統合] を使用することができます。

こちらはNorton AntiSpamの [クライアント統合] が行われた後、Outlook2007の初回起動時に表示される画面です。

 

 

[クライアント統合] されたメールクライアントには以下の機能が追加されます。

  • Norton AntiSpamツールバーの追加
  • スパムメールを受信した場合、[迷惑メール] フォルダ(Outlook Expressの場合は [Norton AntiSpamフォルダ])への自動振り分け
  • アドレス帳データの [許可リスト] へのインポート
  • [フィードバック] 機能の追加


こちらの画面はOutlook2007にNorton AntiSpamツールバーが追加された状態です。

 

 

なお、[クライアント統合] 機能が対応するメールクライアントをお持ちでなくとも、心配することはありません。 ノートン インターネット セキュリティ 2010およびノートン 360 バージョン4.0は、POP3をサポートする一般的なメールクライアントであればスパムメールの判定を行うことができます。
スパムメールと判定されたメールには、件名の先頭に [Norton AntiSpam] というタグが追加されます。

こちらはWindows Liveメールクライアントでスパムメールを受信した状態です。

 

 

ご使用になっているメールクライアントのメール振り分けルールの設定で、「件名に [Norton AntiSpam] を含むメールを特定のフォルダへ移動する」 というルールを作成しておけば、自動的にスパムメールを振り分けることができるようになります。

こちらはWindows Liveメールクライアントでルールを作成した画面です。

 

 

●許可リスト
[許可リスト] に受信したい特定のアドレスやドメインを追加することで、誤ってスパムメールと判定されることを防ぐことができます。[インポート] ボタンを押すとサポートされたアドレス帳からすべてのメールアドレスを自動的にインポートすることができます。

●遮断リスト
[遮断リスト] に受信したくない特定のアドレスやドメインを追加することで、確実にスパムメールと判定されるように設定することができます。

●アドレス帳の除外
[アドレス帳の除外] に追加されたメールアドレスまたはドメインは、[許可リスト] 内の [インポート] ボタン押下時にインポートされるアドレスから自動的に除外されます。

●Web クエリー
スパムメールの判定は通常、インストールされた製品内のスパム判定エンジンによって評価され、さらにLiveUpdate機能によりダウンロードされる最新のスパムメール判定用定義ファイルを元に判別されます。このスパム判定エンジンはホワイトリスト、ブラックリスト、その他の独自技術を用いてメールのフィルタリングを行います。もし、このエンジンによる判定結果が「正当」であるとされた場合でも、[Web クエリー]機能が有効になっていれば、メール内に埋め込まれているURLをシマンテックのサーバーに送信してさらに検証を行います。


●フィードバック
高度な技術を持つスパム対策機能ですが、スパムメールの形態も残念ながら日々進化しています。 [フィードバック] ではスパム対策機能によって誤って分類されたメールをシマンテックに送信することができます。皆様からいただいた情報をもとに、より精度の高いエンジン開発やスパムメール判定用定義ファイルの更新を行っています。

こちらはフィードバックする際に表示される確認メッセージです。

 

 

このようにNorton製品に搭載されているスパム対策機能は高性能で多くのメールソフトでご利用いただけます。スパムメールでお困りの方はぜひこの機能をご利用ください!