NISをWindows8 ノーマルバージョン64bit版で使用中です。トラブルに困っています。
PCの電源を入れてしばらくしてから,画面右下のタスクトレイに表示しているNISの地球マークにマウスのポインタを当てると,地球マークが消えて,NISが動作しなくなります。再起動をかけると再び地球マークが現れます。
以前に,win XPで同じNISを使っていた時は(ホンの数か月前まで),このようなトラブルに遭ったことはありませんでした。
これはWindows8との相性なのでしょうか。ご賢察なる会員の方のサポートを得られれば幸いです。よろしくお願いします。
ちなみにPCはDuo11です。
これとは別に,時折エラーメッセージが出て(エラーコードは失念),NISをアンインストール後に,再インストールを求められたことも何度かありました。これは数回のパッチ当ての後は発生していないようなので,パッチで解決したのかもしれませんが。
Windows8に限らず、Vista/7でも、64bitOS上ではNIS2013は不具合が未だ多く、現状ではパフォーマンスも悪くて、32bitOS上のように快適には使えないようです。 これは、NIS2013のコアエンジンは「ccsvcht」ですが、この完全ネイティブな64bit版のものがまだ出来上がっておらず、64bitOS上においても、32bitOS上と同様に32bit版のものが使われていることが不具合、低効率の元凶だと思います。 64bitOSからの指示をいちいち64-32のインターフェース経由で実行しなければならないことが、処理を重くしており、同時に64bitOS上で同様に実行されるOffice2007などほかの32bitアプリ(Office2010は64bit化されていると聞く)の実行に際して、制約がある64-32のインタフェースを32bitアプリとNIS2013が奪い合いますので、結果としてもともと動きにくい32bitアプリがさらに動きにくくなっているのではないでしょうか。 今後発売されるノートPCなど市販PCは64bit版windows8をOSとしてプレインストールした製品が32bit版をプレインストールしたものより多くなるでしょうから、Symantecも従来のように32bitOSをターゲットとして開発、動作検証を行い、64bitOS上での使用については問題が発覚する度に修正を加えるという方針から、32bit版と64bit版を仕様や設計指針は共通としながらも、別々のソフトとして開発を進め、64bitOSを主眼に置いたNISを作っていくというように方針転換をせざるを得なくなるはずです。 現状の「32bitOSでは完璧です。 64bitOSは?」という状況から、将来は「64bitOSでは完璧です。 32bitOS用では?」に変わるのでしょう。 Web上に64bitOS上での不具合の報告が見られますが、致命的欠陥についても修正が遅々として進められていない様に見受けられることから、32bit版NISの64bitOS対応の修正には前向きではなく、別途64bit版NISの開発が進行しているのではないかと下種のかんぐりをして、64bit版NISのリリースを期待しています。
次期のNIS2014では64bit版の「ccsvchst」が登場することを期待して、あと3,4ケ月、じっと我慢して待ちましょう。
kawamoto76さん,ご回答いただきまして有難うございます。
NISの不具合は私個人の環境だけの問題ではなく,64bitOSへの対応にかかわる大きな問題だったのですね。
kawamoto76さんの大変含蓄のあるご説明によって,多くの皆さんが同様に悩んでおられることが分かったので,私としては何となく安心?しました。
それでは,kawamoto76さんのお言葉の通り,じっと我慢して待つことにしましょうか。
Wistler
こんにちは! ライちゃんと申します。
私はWindows 7でその現象にこころあたりは無いのですが、次の一文が気になりました。
>これとは別に,時折エラーメッセージが出て(エラーコードは失念),NISをアンインストール後に,再インストールを求められたことも何度かありました。
そのようなメッセージが出たのであれば、NISをアンインストールしてから再インストールし直した方が良いように思います。
あと、NISのバージョンは最新版(ver.20)でしょうか。古いバージョンのNISを使っているのなら、最新版に更新してみてはいかがでしょうか。
こんにちは,ライちゃんさん。
エラーの件でご心配をおかけしておりますが,「これとは別に…」の部分は本題ではないために,詳しい説明をしておりませんでした。
詳しく説明すると,エラーメッセージはWin8に乗り換えて(2013年3月)から2ヵ月ぐらいの間に確か3回出たように記憶しており,その都度,面倒くさいと思いつつも,ノートンの画面指示通りにNISを完全アンインストールした後に再インストールをしています。
3回ぐらいインストールしなおした頃になって,ライブアップデートにて2回ほどパッチ当てが実施され,その後は忌まわしいメッセージが出なくなったように思っているので,最初の投稿のように表現したのです。
上記のように再インストールを繰り返している間も,今回の投稿の本題である「知らん間にお休みになっている」トラブルが毎日のように頻発しているので,すでに納まったかに見える再インストール問題は小さく見えたのです。しかし,本当に再インストール問題が解決したのかどうかは,ご存知の方にあらためて教えていただきたいところではあります。
なお,現在のNISのバージョンは 20.3.1.22 で,最新バージョンのはずです。
Wistler 様
こんにちは! ライちゃんです。
すでにNISを再インストールされていたんですね。それならエラーメッセージへの対処としては問題ないと思います。また、NISの最新バージョンを使用されているとのこと了解しました。
再インストールしても正常に動作しないということなら、他にはノートン削除ツールを使ってアンインストールと再インストールをするということも試せます。普通にインストールし直しても正常に動作しないような場合に使うツールですが、どれほどの効果があるかは分かりません。
ノートン製品がコンピュータで起動しない、または動作しない-ノートン削除ツールをダウンロードして実行する
>https://support.norton.com/sp/ja/jp/norton-core/current/solutions/v64233471_EndUserProfile_ja_jp
あと思ったんですが、アイコンが消えているだけでNISは動作しているということはありませんか。
次のように表現されていますが、NISが動作していないというのは間違いないのでしょうか。
>画面右下のタスクトレイに表示しているNISの地球マークにマウスのポインタを当てると,地球マークが消えて,NISが動作しなくなります。再起動をかけると再び地球マークが現れます。
ライちゃんさん,いつも有難うございます。
いろいろご心配をして頂いて恐縮です。
>あと思ったんですが、アイコンが消えているだけでNISは動作しているということはありませんか。
次のように表現されていますが、NISが動作していないというのは間違いないのでしょうか。
はい,タスクトレイの地球マークのアイコンが消えて「勝手にお休みになっ」た後,デスクトップやスタート画面においてあるNISのショートカットアイコンをダブルクリックしてもNISは立ち上がらず,NISの初期画面も出てきません。
ノートンさん! 何とかしてくださいよ!
ちなみに,これまでのNISの再インストールの際は,その都度,(3回も!)削除ツールを用いてアンインストールしてから再インストールを行っています。これで問題はないとのことなので,この点は安心です。
Wistler さんが直面している、NIS2013の制御画面が開けない("C:\Program Files (x86)\Norton Internet Security\Engine64\20.3.1.22\uistub.exe"を起動できない)問題は、Vista-64bit-ultimateで私は何度も経験しています。
この事態の発生時はOfficeファイル自動スキャンを指定していると、Excelシートが開けなかったり、
メールの送受信が出来ない状況になります。 NISのエンジンである「ccsvcht*32」はメモリー上にロードされており、
動作していることが、OSのTaskManagerや「ProcessExplorer64」、あるいは「ProcessHacker」などで確認ができ、
ccsvchtはバックグラウンドタスクを実行していることがわかります。 しかし、ファイルのスキャンやNIS内部の
スキャン履歴管理用データベース、ウイルスパターンファイルデータベースなどの管理プロセスでは、
ccsvchtが直接に関連ファイルにアクセスを行うのではなく、ccsvchtからキックされたsvchost、あるいは
systemプロセスがファイルの読み書きを行うようですので、OSの動きによるsvchost/systemのファイルアクセスと
混在してしまい区別が難しくなっています。 ファイルアクセスをPID(プロセスID)だけでなく、PPID(親プロセスID)
で調べられるツールがあれば明確に把握が出来るのですが、私の手持ちのツールでは判別不能で、ファイル名と動きの変化から
推定を行っています。 ccsvchtは自己の管理用データベースを参照しながらNISの各機能をラウンドロビンで実行し、
svchost/systemにファイル処理を任せて結果を収集して管理用データベースを更新する作りだと思いますが、
uistub.exeが起動できないという事態は、この管理用データベース内に矛盾が発生していることが原因だと推察しています。
矛盾発生によって、NISが管理者モードでタスクを起動するのに必要なOS周りのファイルをロックして離さない状態に陥っている
ために、uistub.exeだけではなく管理者モードで起動しなければならない、他のいくつかのタスク(○○マネージャーなど)も
起動できない状態になっています。
uistubが起動できない今回の状況でも、NISは動いています。 しかしながら、ウィルス防止機能やファイヤウォール機能など
NISの導入目的が達成されているかどうかは不明です。 NIS管理用データベース内部に矛盾が発生し、OS関連のキーになる
いくつかのファイルがロック解除されないので、OSとして新規タスクの起動に障害がある状況です。
この状況ではshutdownは完了せず電源が切れません。 但し、shutdown最後に電源が切れない状況から「長押し」で
電源切断して再起動すれば、何のエラーメッセージもなく正常に立ち上がり(chkdskしてもエラーは報告されない)、
uistubも起動できます。 このことから、多分、NISの管理用データベースは毎回の起動時に、常に最初から構築され
直されているものと考えられ、以前は矛盾があった状態が再度の起動時には解消されているようです。 毎回、管理用
データベースを作り直すのはパフォーマンス上から考えると非常な時間の無駄を行っているのかもしれませんが、
NIS自身が改変を受けていたり、前回での管理用データベースに不具合が発生していても、毎回の起動時にデータベースを
作り直すことによって、パソコンの保護をちゃんと行えるようにする仕様の方を選択した結果だと思います。