こんにちは! ライちゃんです。
今回はNIS2012の色使いについて指摘したいと思います。NIS2012のデザインはすっきりしていて好きなんですが、文字が見辛いと感じる箇所がいくつかあります。例えば、緑や黄の背景に白い文字の表示は文字が見辛く感じます。自分には見えない事は無いのですが、この色使いではお年寄りや視力の弱い方には見えないのではないかと思うのです。
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◆メイン画面
下の図は、NIS2012のメイン画面上のステータス表示です。
一番上が通常の表示で、緑の背景に白い文字で“安全”と表示しています。見た目にはきれいですが、文字が見やすい色使いとは言えません。3種類の中で、赤い背景に白い文字の組み合わせは見やすいのですが、他の2種類はどちらかというと見辛い色使いだと思います。また、“システムの状態”という文字は背景と同系統の色にしていて、保護色のようになっていますね。
この画面はいつも目にするものなので、きつい色使いにはしたくない、色で状態を見分ければ良いということかもしれませんが、このようなデザインはすべきではないと思います。この色の組み合わせを使うとしても、文字を縁取りしたり、影を付けるなどの工夫をすれば見やすくなるのではないでしょうか。
◆LiveUpdateの画面
この図はLiveUpdateのステータス表示です。
黄色に白の組み合わせは非常に見辛い組み合わせです。この文字をモニタから1mほど離れて見ると背景に溶け込んでしまい判別しにくくなります。
下の段は比較の為に文字を黒く塗ったものです。下の段の文字は2m離れてもはっきり見えます(5mでも見えますよ)。
◆ネットワークメーターの画面
あまり目にすることはない画面だと思いますが、ネットワークメーターのステータス表示です。ブロードバンドメーターモードの設定にあります。
この画面は文字の見易さを考慮してデザインされています。緑の背景に白文字という見辛い組み合わせも文字を太くすることではっきりさせていますし、緑の濃さを暗くすることでより視認性を高めています。オレンジの背景には文字色を黒に変えて目立つようにしてくれていますね。
文字を表示するのなら、このように見やすいデザインにして欲しいと思うのですが、みなさんはいかがでしょうか。