こんにちは! ライちゃんです。
NIS2012のNorton AntiSpam機能を利用して迷惑メールがどのくらい検出できるのか計測してみました。
私はメールソフトにThunderbirdを使用していて、迷惑メールの対策もThunderbirdで行っています。
Norton AntiSpamは以前試したことがあるのですが、普通のメールマガジンをスパムと判定するなど誤判定が多くて使えませんでした。ですので、Norton AntiSpamはいつもOFFにしていたのですが、久しぶりに使ってみたところ結構良さそうに思えたので、しばらく様子をみていました。その結果が次のとおりです。約1ヶ月計測して、迷惑メール539件を判定した結果です。
<計測結果>
迷惑メール数:539件
Norton AntiSpam・・・正常に判定:443(82.2%)/ミス:96(17.8%) / 誤判定:3
Thunderbird・・・正常に判定:484(89.8%) / ミス:55(10.2%) / 誤判定:0
ミスは判定できなかった迷惑メールの件数、 誤判定とは普通のメールを迷惑メールとして判定した件数です。
<考察>
Thunderbirdに比べるとNorton AntiSpamの検出率は落ちますが、この結果はかなり優秀だと思います。
注目したいのは、Thunderbirdが判定できなかった迷惑メールをNorton AntiSpamが判定したケースが多く見られたことです。Thunderbirdがミスした55件の内38件をNorton AntiSpamで判定できています。ThunderbirdとNorton AntiSpamを併用することで検出率を引き上げることができ、その結果は次のようになります。
併用した場合 ・・・正常に判定:522(96.8%) / ミス:17(3.2%) / 誤判定:3
Norton AntiSpamでは誤判定がありました。
メールマガジンを迷惑メールと判断したのが3件あります。その内容はほとんど迷惑メールと断言しても良いような内容でしたが、間違いには変わりありません。Thunderbirdでは誤判定されることはまず無いと言って良いのですが、 Norton AntiSpamを使用する場合は迷惑メールの判定結果を確認することが必須となります。
以上です。なにかの参考になればと思い投稿させていただきました。