信頼レベルの表示と全ファイルスキャンの設定

先ほどアップデートセンターでInternetSecurityを更新した後完全スキャンしたところ、トップ画面右側の緑色の箱の表示で、「信頼レベル」が81%の表示になっていました。

これまで「信頼レベル」はゼロで推移してきたのですが、アップデート後の完全スキャンで81%になったということは、81%のファイルが信頼済みとしてスキャンから除外されたと解釈してよろしいのでしょうか?

この設定はアップデート前のように、スキャンの都度スキップするファイルは作らず、全ファイルをスキャンするような設定にはできないのでしょうか?

 

「信頼レベル」がずっとゼロのまま、ということはないように思います。

 

> 81%のファイルが信頼済みとしてスキャンから除外されたと解釈してよろしいのでしょうか?

その通り。

 


全ファイルをスキャンしたいのであれば「完全スキャン」をすればよろしいかと。

https://support.norton.com/sp/ja/jp/home/current/solutions/v1910809_NAV_SOS_2014_ja_jp?q=%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3

(抜粋)

「ユーザーがアクセスできるすべてのブートレコード、ファイル、実行中プロセスを検査します。」

>「信頼レベル」がずっとゼロのまま、ということはないように思います

「スキャンパフォーマンスプロファイル」を「完全スキャン」に設定したら信頼レベルはゼロになります。下記に同様の設定をした方からの質問があります。

http://questionbox.jp.msn.com/qa7800177.html

 

IEは一度スキャンして安全と判定されたファイルは次回スキャン時にスキップされるのがデフォルトでありますが、

「設定」-「コンピュータースキャン」の下の方の設定項目で「スキャンパフォーマンスプロファイル」を「完全スキャン」に設定した場合、次回スキャン時に前回スキャンして安全と判定されたファイルも再度スキャンされる仕様になっていたと了解しております。

今回のアップデートにおいては、その設定項目自体がなくなっております。

添付画像を参照ください。上が旧バージョン、下が新バージョンです。ノートン.jpg

NKWRGNK 様

 

こんにちは! ライちゃんです。

 

NIS ver.21(体験版)で試してみました。NKWRGNK様のご指摘のとおりスキャンパフォーマンスプロファイルの設定項目が無くなっていますね。

ver.20での動きも確認しましたが、ver.21のNISではスキャンパフォーマンスプロファイルの設定を完全スキャンにするとスキップしなくなり、メイン画面の信頼レベルは0%で表示するのも確認しました。あまり変わっていないように見えていろいろと変わってるんですね。ver.21ではメイン画面にあった評価スキャンも無くなっていました。

 

さて、スキャン時のファイルスキップの件ですが、設定項目がなくなった以上従来のような完全スキャン(スキップしない設定)はできないと思います。必要がないからスキャンパフォーマンスプロファイルの設定項目がなくなったのだと思うのですが、NKWRGNK様がスキップしたくないというのはどういった理由でしょうか。全部スキャンした方が安心な気がするとかそういった理由でしょうか。スキャンをスキップするのはノートンインサイトという機能が働いているからですが、絶対確実に信頼できるファイルは一度スキャンしておけばもう十分ですよねっていう考えみたいです。ノートンインサイトについて解説されているこの記事はご覧になりましたか。私はこの説明で納得できました。

 

>ノートン インサイト:セキュリティを犠牲にすることなくパフォーマンスを改善するソリューション

http://communityjp.norton.com/t5/blogs/blogarticlepage/blog-id/npbj/article-id/21

 

***

 

以下はおまけの情報です。NIS v21のクイックスキャンを使っての実験。

 

一度はスキャンしているみたい

実験してみましたが、スキップ対象のファイルも一度はスキャンしているはずです。

ノートンを新規にインストールしてライブアップデートを行うと信頼レベル88%となりました。

この状態でクイックスキャンを行うとスキャン結果は信頼済みファイル259、スキップしたファイル0となり初回のスキャンではスキップはしませんでした。

もう一度クイックスキャンを行うと信頼済みファイル255、スキップしたファイル291となりました。以降のクイックスキャンでは多少数字は変わりますがスキップされます。

この結果から一度はスキャンしているという予想ができます。たぶん信頼済みとして分類されたファイルの内容に変更があった場合(例えばウィルスに改ざんされたような場合とかです)もスキャンし直すと思います。

 

設定を変更するとスキャンし直すみたい

設定項目「ノートンコミュニティウォッチ」の内容を変更するとスキップしなくなります(設定>一般>その他の設定)。

ただし、ずっとスキップしない訳ではなくて一度だけです。

設定を変更後にPCを再起動、クイックスキャンを実行するとその回はスキップしません。次回以降のクイックスキャンではスキップします。再度同じように設定をし直せばスキップしなくなります。

 

なぜこんな動きをするのかは分かりませんが、設定を変更するとファイルをスキャンした記録がリセットされるのかもしれません。

設定変更はオンからオフでも良いですし、オフからオンでもOKです。ただし、オンからオフにし再度オンにするとだめでした。

この方法でスキャンするとスキップしたファイルは0~4までいろいろでした。スキップの数字が数件上がっているのはクイックスキャンをするまでにリアルタイム保護でスキャン済みになっているのかなと思いました。

このような使い方を推奨する訳ではありませんが、実験中に発見したので記録として残しておきます。

 

 

検証環境

  • Windows 7 Home Premium SP1 32bit(仮想環境)
  • NIS ver.21.0.1.3(日本語版・体験版)

詳細な説明を有難うございました。

 

私が全ファイルスキップ無しのスキャンにこだわった理由は、一度スキャンして安全と判断されても、同じ名前で取り込まれて上書きされたファイルの安全性はノーチェックになってしまうのではないかと思ったからです。

 

紹介いただいたリンクは初見でした。非常に参考になる記事でした。

ライちゃんさんの実験結果についても、非常に役に立つ情報で、有難く読ませていただきました。

調査や検証に大変ご苦労をおかけして申し訳ありませんでした。感謝いたしております。

 

こんにちは! ライちゃんです。

 

先の投稿に誤りがありましたので訂正します。青字が訂正箇所です。

 

正】ver.20での動きも確認しましたが、ver.20のNISではスキャンパフォーマンスプロファイルの設定を完全スキャンにするとスキップしなくなり、メイン画面の信頼レベルは0%で表示するのも確認しました。

 

【誤ver.20での動きも確認しましたが、ver.21のNISではスキャンパフォーマンスプロファイルの設定を完全スキャンにするとスキップしなくなり、メイン画面の信頼レベルは0%で表示するのも確認しました。