仮想プライベートネットワーク(VPN)を使うと、オンラインセッション中に送受信されるデータをエンコード、つまり暗号化することにより、フリー Wi-Fi スポットを安全に利用できます。個人情報を保護することでユーザーのプライバシーと匿名性が確保されます。
さらに、多くの VPN プロバイダでは、ネットワークを介して送信された情報を収集(ログに記録)しない、ログなしネットワークを提供しています。この場合、個人情報、アクセス先、ダウンロードしたもの、検索した内容に関する情報が保存されることはないため、お使いの VPN プロバイダを含むすべての人からプライバシーが保護され、匿名性が確保されます。
信頼が鍵
なぜ、VPN プロバイダはこのようなサービスを提供するのでしょうか。ユーザーが、他の企業を信頼して、オンライン上のすべての行動を暗号化して保護することを任せているのなら、基本的に、VPN プロバイダにも同じように保護することを期待するのではないでしょうか。VPN プロバイダのほとんどは、その答えは「はい」であると考えています。VPN プロバイダにはお客様の情報が必要ないため、ログに記録しません。ノートン WiFi プライバシーのようなログなし VPN サービスを提供しているプロバイダは、ユーザーの個人情報のデータベースを構築して第三者に販売するようなことはしません。
注意事項を読む
VPN プロバイダは電子メールなど、最小限の情報を収集する必要がある場合がありますが、こうした規則の例外は、プロバイダのプライバシーポリシーに規定されているはずです。
覚えておいていただきたいのは、VPN サービスはすべて同じではないということです。一部の VPN プロバイダはログなしネットワークを運用していません。このため、ログなしであるかが重要な場合は、VPN サービスを慎重に選ぶ必要があります。
フリー Wi-Fi を使用する危険性について、またフリー Wi-Fi スポットで個人情報を保護する方法について、もっと知りたいですか? フリー Wi-Fiを安全に使用するためのヒントについて、以下のブログをお読みください。
VPN とは何でしょうか? また公衆 Wi-Fi ではなぜ VPN を使用すべきなのでしょうか?